ある日、自宅で転んでしまったエステラさん。念のために病院でX線撮影を受けたところ、お医者様からなんと妊娠していることを告げられたのです!

 

胎児の体重は2キロで、残念ながら既に胎児は亡くなっていました。そしてその亡くなった胎児母体の中で石化、その後50年以上エステラさんの中に留まっていたのです。

 

エステラさんは自分が妊娠していたことに気付かなかったそうです。それどころか、自分に子どもが出来ないことに長い間悩んでいたのだとか。既に旦那さんは亡くなっていて、旦那さんがいなくなった後に発覚した妊娠・・・大きなショックだとエステラさんは語ったそうです。

 

診察したお医者様によると、「胎児は大きく育ち、患者の腹腔内のほとんどを占めていた」と語っており、お医者様は石化した胎児を取り除く手術も検討したそうですが、91歳という高齢での手術と危険と判断したとのこと。

 

 

 

そもそもなぜこんなことが起こるのでしょうか。

 

この現象は石胎もしくは石児と呼ばれています。

 

子宮外妊娠により引き起こされ、胎児が亡くなった後に羊膜の嚢が感染症に対する身体の防御システムとして石灰化してしまう現象です。本来ならば子宮外妊娠では胎児は成長できず、母体に自然に吸収されたり、流産して体外に押し出されてしまいます。しかし、胎児が大きいとそのまま母体に留まってしまうこともあるのです。通常なら母体に留まった胎児は手術で摘出されます。

 

現代ではほとんどなくなりましたが、未だに起こるケースもあるそうです。

 

 

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