どこなのか突き止めて、押し上げる

お姉さんの腰が浮く

明らかに違った声色が響く

気持ちよさのあまり綺麗から遠ざかった声を漏らす

だけど、やっぱり綺麗だった

綺麗という言葉しか思いつかないことが申し訳なるくらい

もう一本指を入れて、一番悦ぶところを押し上げる

救い上げるように、引っ張り出すように

 

 

「だ、めっ」

お姉さんが発した言葉は

あの日俺が発した意味と同じなのだと知って

ああ、そうだね、お姉さんと俺は納得した

これはやめられない

あの時のお姉さんの気持ちがわかる

遅れてだけど共感出来たことが嬉しかった

お姉さんはこんな気持ちで俺を攻めていたのだろう

どこか嗜虐的な、歪んだ気持ちで

だけどきっと、今の俺と同じような気持ちだったと信じたい

もっと、もっと、喜んでほしいと願う心があったのだろうと

 

 

掻き回す指に連鎖してお姉さんが声を出す

偽りのない静的な声に興奮も高まっていく

気づけば汗でぐっしょりと湿っていた

指を動かす度にみだらな音が響き渡る

快楽に身悶えるお姉さんが愛らしい。もっと、もっと愛でていたい

好きという気持ちに際限がないように。ずっとこのままでいたいと思う

強く、抱きしめて

「もうっ」

荒くかき乱して、優しく囁いて

「好きです」